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脳ドック
当院は日本脳ドック学会の正規認定施設です。(クリックすると学会のサイトへ飛びます)
脳ドックとは?
近年、日本人の死亡原因の第三位である脳血管疾患(厚生労働省発表の「平成29年(2017年)人口動態統計」より)。元気な人には全く関係ない病気だろうと思う人もいるかもしれません。しかし、この病は元気な人にも突然、襲ってくるのです。
そこで、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)特にくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤を発症する前に見つけて治療する目的で考えられた検査が脳ドックです。※自由診療
1.検査対象
1.中年・高齢者の方
2.頭痛がしばしばある方
3.高血圧、肥満、脂質異常傾向を指摘された方
4.喫煙をしている方
5.糖尿病を患っている方
6.ご家族に脳の病気の人がいる方
これらの危険因子の一つでも当てはまる方は脳ドックを一度受けることをおすすめします。
2.検査項目
頭部MRI検査+頭部MRA検査
頭部CT検査
認知機能検査
頸部血管超音波検査
胸部X線検査
心電図検査
検査項目 | 検査内容 |
---|---|
健康調査 | 既往症・自覚症状・日常生活状況 |
問診票にご記入ください。診断の参考にいたします。 | |
医師診察 | 一般診察・健康相談・指導 |
医師との面談です。 | |
身体測定 | 身長・体重・BMI・体脂肪率・腹囲 |
眼科検査 | 裸眼矯正視力 |
尿検査 | 蛋白・糖・ウロビリノーゲン・潜血・pH・比重・沈渣 |
腎・尿路系・糖尿病を調べます。 | |
腎機能 検査 |
尿素窒素・クレアチニン・ナトリウム・カリウム・クロール |
腎炎等腎疾患の検査です。 | |
肝機能 検査 |
総蛋白・アルブミン・A/G比・AST(GOT)・ALT(GPT)・LDH・ALP・γ-GTP・LAP・ZTT・総ビリルビン |
肝炎・アルコール性肝障害等の肝疾患の検査です。 | |
膵機能 検査 |
アミラーゼ |
急性・慢性膵炎で数値が上昇します。 | |
脂質検査 | 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール |
高脂血症を調べます。 | |
感染症 検査* |
CRP・RA・HBs抗原・HCV抗体 |
B型・C型肝炎等各種感染症の検査です。 | |
梅毒検査* | RPR・TPHA |
糖尿病 検査 |
空腹時血糖、ヘモグロビンA1c |
尿酸検査 | UA |
痛風などの検査です | |
一般 血液検査 |
赤血球数・白血球数・ヘモグロビン量・ヘマトクリット値・MCV・MCH・MCHC・血小板 |
貧血・多血症・白血病等の検査です。 | |
その他の 血液検査* |
血液型・血清鉄 |
血圧測定 | 高血圧・低血圧 |
眼底検査* | 眼底(両眼) |
動脈硬化等を調べます。 | |
心電図 検査 |
心電図(安静時) |
不整脈・心肥大・冠硬化・心筋障害・心筋梗塞等の検査です。 | |
胸部X線 | 正面・側面 |
呼吸器疾患(肺結核・肺がん・じん肺・気管支疾患等)を調べます。 循環器疾患(心肥大・大動脈瘤等)を調べます。 |
*・・・オプション検査となります。
3.脳ドックの流れ
受付 |
まずは受付にて、脳ドックの申込書を記入していただきます。この時に、オプションの追加の有無を伺います。 |
検査の実施 |
お申し込みいただいた検査を順次受けていただきます。 |
検査結果の郵送 |
当日に結果が出ないものに関しては後日、郵送にてお送りさせていただきます。 |
当院ではOPEN型MRIを用いて、脳の異変を見つけます。また、OPEN型なので暗いところや狭いところが苦手な方でも、リラックスして受診していただけます。
4.脳ドックのプラン
- 日本脳ドック学会推奨、ガイドライン準拠の標準脳ドック
こちらの検査では脳ドックのガイドラインに準拠し、頭部MRI検査、頭部MRA検査に加えて血液検査、尿検査、心電図検査、認知機能検査、頸部血管超音波検査、胸部X線検査等すべての検査を行います。 - 簡易型脳ドック=MRI/MRAに特化した脳ドックです。
お時間のない方、他の施設で健康診断をされていて、検査項目が重複してしまうという方はこちらのプランをおすすめします。このプランでは頭部MRIと頭部MRAのみ行います。
5.検査費用
- 77,000円(税込)
- 38,500円(税込)
当院は日本脳ドック学会の正規認定施設です。
画像診断は、日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医によるダブルチェックです。
6.オプション検査
(1)内臓脂肪CT=メタボのチェックをします。 5,500円(税込)
※単独の検査の場合11,000円(税込)
(2)脈波速度(ABI)=動脈硬化、足の動脈の閉塞をチェックします。 2,200円(税込)
※単独の検査の場合4,400円(税込)
(3)動脈硬化テスト(Stiffnessparameterβ) 6,100円(税込)
※単独の検査の場合12,200円(税込)
内臓脂肪面積計測の必要性
日本のメタボリックシンドロームの定義と診断基準
内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)
○原因 偏った食生活や運動不足
○状態 内臓の周りに脂肪がたまる
糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の大きな要因のひとつ
メタボリックシンドローム診断基準検討委員会
※2005年4月の日本内科学会総会で発表
○腹囲 男性:85センチ以上
女性:90センチ以上
その他 血圧、血中脂質、血糖値のうち2項目以上が基準値を上回る
「CTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい」
(内臓脂肪面積 男女とも≧100cm2)の記述あり
体脂肪面積計測
- 腹部単純撮影画像を用いて全脂肪面積、皮下脂肪面積、内臓脂肪面積、腹囲が計測可能
- 解析結果より肥満度、メタボリックシンドロームの判定を実施
- 必要事項が自動入力されたレポートが、計算され出てきます。